HIMITSU KICHI
何の為でもない
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知りたいこと
日本なのに日本じゃない場所。生まれてから日本を出たことないのに日本人じゃない人。
日本での生活が好きで、というかそこでの生活が今までの生活のすべてで、日本でこれからも暮らしていくのだろうし、子どもや孫もこの国で同じように育てていくつもり。
それなのに日本人ではない。でも、韓国人でもない、北朝鮮人でもない。
不思議な感覚だ、と言った彼女の言葉が残ってる。
彼女たちのアイデンティティーは、私や私が今まで関わってきた人たちが当然の如く持つものとは大きく違う。

朝鮮学校。在日韓国人(朝鮮人)。
朝鮮学校を支援するのは、北朝鮮が設立した総連だと初めて知った。
つまり朝鮮学校は、現在の韓国ではなく金日成(北朝鮮)が作った学校。だから「スパイ養成学校」だと叩かれる。
たしかに設立と初期の運営を支援していたのは金日成なのだけど、今ではそのコネクションも薄れ、金銭的にもほとんど支援を受けていない状態。
それなのに、運営方式を変えず昔のままの教育の仕方を貫き通し、新しい発展の道を模索しようとしない総連。北朝鮮との初期の繋がりだけを見て、よく理解もせず喚き叩く日本人たち。

金銭的困難、日本社会における立場の不安定さゆえに、決して高いレベルではない教育。
それゆえ通う子どもの数も年々減少し、さらなる運営金不足、低くなる教育レベル…という悪循環。

子ども達には罪なんてないのに、現在の北朝鮮の在り方や国際関係を理由にして攻撃される。
私たちが高校生の頃から、どんどん風当たりがひどくなっているそう。今の小学生たちがとても可哀想だと、彼女たちは言った。私たちはまだ良かった時代に卒業した、と。

朝鮮学校の教師はほぼ無償も同然なんだって。
“朝鮮学校を卒業して、こうやって大学で比較的高い教育を受けているのだから、母校に帰って本当の今の世界のかたちを子ども達に伝えてあげたい。けれど、ほぼ無償の給与という待遇に身を置く勇気なんてない。”
そう、語る彼女の表情を前に、ただ見つめることしかできなかった。
眉をしかめることも、辛いね、なんて表情を作ることも、間違いだと思った。

朝鮮学校に関する自分の無知さは韓国に来て知っていたつもりだけど、思っていた以上に知らないことばかりだった。
いい加減な同意はしたくない。分かったような気になって同情のような感情を持ってしまうこともしたくない。
そもそもこれは、私には理解できないことなのだ。身を置いてきた環境が全く違うのだから。理解できるはずのないことなのだ。この事実は絶対に変えられない。
けれど、たとえ彼女たちが感じる痛みを1/100程度しか理解できないとしても、私は知りたい。知らなきゃいけない。
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