HIMITSU KICHI
何の為でもない
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少しだけ昔話。
FBで中学時代の同級生たちのページを見て、距離を感じてしまった。
大学生になってから特に、私の周りの世界は大きく変わったし、視野も固定されてしまったのかもな、なんて少し思う。

中学生の頃、活動範囲は校区内。
学校と同級生中心の世界で、浮いた話はすぐに広まるし、いじめっぽいものも溢れてた、私はいつも傍観者だった。
移動手段は自転車で、友人と遊ぶ場所はもっぱら家か学校。
少ないお小遣いをやりくりして買った少女漫画を、友人達と貸し借りするのが好きだった。
熱のこもった音楽室とグラウンドの見える窓辺、非常階段での花男ごっこ、鉛筆が転がるだけで笑い続けられたこと、知り合いに絶対遭遇する市内の小さな夏祭り、3年生の夏にできた大型ショッピングモールと缶にたまったプリクラたち。
もう思い出せなくなってしまったことが、多いなぁ。
記憶にフィルターがかかってる感じ。フィルター越しにしか見渡せない。

電車とバスを乗り継いで、1時間かけて隣の市の高校に通うようになった。
お小遣いの額も増えた。行動範囲がぐんと広がって、ひどく自分が大人になった気がした。
生活の中心は勉強で、その合間に友情や学園祭やちょっぴり恋愛が挟み込まれてた。
中学の時より人間関係も楽になり、心なしか息がしやすくなった。
思い返せば勉強漬けの毎日だったけど、小さな出来事が光って見えて、毎日がきらきらしてた。

大学生になった。大阪で一人暮らしを始めた。
電車に乗ってどこだって行けるし、修学旅行で行った京都にだって気が向いたら電車に飛び乗って簡単に行ける。
お酒だって飲むし、帰宅するのが日付を越えることも多々。
家族が知らない小さな秘密が増えたし、真っ暗な帰り道だって怖くなくなった。
これが自由だ。そんな感じがした。私は自由だ。相変わらず大人にはなれない。だけどもう子どもでもない。

電車どころか飛行機に乗って、見知らぬ国に来た。
暮らす人々が違うのだから、言語も文化も宗教も違う。

私よ、随分遠くに来たなぁ。
市内の夏祭りに行くことがマセたことのように思えて少し恥ずかしかった、
あの頃の私が今の私を見たら、すごくびっくりするんじゃないか。
彼女も紛れもなく今の私を構成する一部なのだろうけど。

変わってしまったのは、環境だけじゃない。
広くなったのは、行動範囲だけじゃない。
中学時代の同級生たちが変わったんじゃなくて、一番変わってしまったのは私なのかもね。

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